富山空港の経営再建に取り組む富山エアポートは、データの分析などを手がける東京のITコンサル企業との連携を発表しました。空港のサービス向上だけでなく、地元のデジタル人材の育成にも力を入れるとしています。
富山エアポートが連携協定を結んだのは、東京に本社を置くITコンサル企業「ギックス」です。データの分析や活用を得意としています。


富山エアポート 岡田信一郎社長
「非常に心強く、力強いパートナーを得た。われわれ空港の主にデータ分析の部分でご支援いただけるというのは非常に心強い」

具体的には、夏ごろをめどに空港の施設内にギックスのオフィスを開設するほか、ギックスの富山在住スタッフが富山エアポートの最高データ責任者に就任します。

観光客の移動ルートや売店の売上データなどをより高度に分析し、空港の利便性向上に役立てます。

ギックス 網野知博CEO
「乗り物っていうものを、その周辺の目的と組み合わせて需要を喚起していくといったところは、長年携わらせていただいていて、そういった中でも空港の中にオフィスを出せるというのが、当社にとっても非常に象徴的な出来事だなと」
富山エアポート 岡田信一郎社長
「どうやって富山に呼び込んでいくか、飛行機に乗っていただくかそこがやっぱり大きな課題でありますから、そのための判断するためのデータ分析というのは、しっかりやっていきたい。勘と経験だけではなくて、きちんと技術力をデータで押さえていくということをやるべき」
さらにギックスでは今後、空港内のオフィスで県内の学生や社会人に向けたワークショップを行うとしていて空港に来ればAI・データ活用を学べる環境づくりを目指します。


ギックス 網野知博CEO
「東京へ行かないとビッグデータとかAIとかそういう仕事できないんじゃないかと、よく思われてますけども、それはリモートでも当社ではできる。それをもっともっと知っていただきたい」
富山エアポート 岡田信一郎社長
「富山というのは学力が高くて優秀な方が非常に多いわけですけども、そういった方々がやはり都会に出てしまう。富山にとどまって働ける環境ができるということも、空港ができる地域貢献としては非常に意義があるかなと思っている」

ギックスは地域採用にも力を入れる方針で、将来的には、20人から30人の雇用を目指すとしています。















