静岡市は6月4日、マダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に静岡市葵区に住む80代の男性が感染したと発表しました。

市によりますと、「SFTS」に感染したのは葵区に住む80代の男性です。男性は、5月29日に発症し、市内の医療機関を受診しました。翌30日にも同じ医療機関を再受診し、入院しました。6月1日に「SFTS」と診断され、現在も入院して治療を受けています。

「SFTS」は、ウイルスを持つマダニにかまれることなどで感染しますが、男性にかまれた痕はなく、感染経路は不明で、市が調査しています。

「SFTS」患者は、静岡県内では2021年以降、年間4~6件の発生が報告されていて、静岡市内では5例目です。「SFTS」の症状としては、発熱や腹痛、全身のだるさ、血小板と白血球の減少などです。

市は、マダニにかまれた場合は、体調の変化に注意し、発熱、発疹などの症状が現れたら早めに医療機関を受診するよう呼び掛けています。