富山県内の5月の企業倒産は11件で、負債総額は15億3700万円となったことが帝国データバンク富山支店の調べでわかりました。件数は前年同月の5件から6件増(前年同月比220.0%)、負債総額は11億2100万円増加(同369.5%)となり、件数、負債総額ともに2か月連続して前年同月を上回りました。

業種別では「小売業」が3件で最多となり「建設業」「卸売業」「サービス業」が各2件、「製造業」「不動産業」が各1件でした。

倒産の主因としては「販売不振」が10件を占め、「放漫経営」が1件でした。態様はすべて破産でした。

2026年1月から5月までの5か月累計では、件数が45件(前年同期32件)で負債総額が94億7100万円(同40億6900万円)と、件数は約1.4倍、負債総額は約2.3倍のペースで増加しています。

帝国データバンク富山支店は、物価高や人手不足、賃上げによる人件費高騰に加え、中東情勢の影響による資材調達難が幅広い業界に影響を及ぼしているとしており、倒産件数は今後も増加傾向が続く可能性が高いとしています。