福島市の住宅街や工場で、4人が次々とクマに襲われました。防犯カメラには襲撃の一部始終が写っていましたが、夜も工場内に居座り続けています。

防犯カメラが捉えたクマ襲撃の瞬間 工場や住宅地でも“クマ被害”相次ぐ

福島市の工場に設置された防犯カメラの映像。従業員が門へ向かうと、目の前にクマが。すぐに逃げますが、襲いかかってきます。

クマを振り切ろうと走り回り、何とか攻撃をかわしますが、つかまってしまいます。

倒された従業員。そこへ敷地に乗用車が入ってきて、クマは建物の中に逃げていきます。

約30秒後、白いシャツを着た人が敷地内に。クマの存在に気が付いていないのか建物に近づきます。すると、クマが再び外に現れ、慌てて避難。よく見るとクマはガラスを突き破っています。

これは、その後撮影された写真。ガラスの破片が辺りに飛び散っています。

この工場では、2人が襲われけがをしましたが、その後も次々と人を襲います。

北側にある別の工場へ向かったクマは、ここで男性を襲い、さらに住宅地でも女性を襲ったのです。2人はけがをしましたが、いずれも意識はあるということです。

一方、クマはあたりを徘徊し続け、2つ目に侵入した工場に戻り、居座ったのです。

現場には盾を持った市の職員や警察官のほか、箱わなを設置する様子も。 

クマが逃げ込んだ会社の関係者
「特に自分は(クマを)見ていないが、数名の方が屋根の上を歩いていた」

近所の人
「まるまる太っていた。小学校も近いし、ここ学童の隣なので、人が襲われたと聞いたので心配」

福島市は緊急銃猟で駆除する方針を決めていますが、馬場市長は…

福島市 馬場雄基市長
「麻酔銃による発砲を試みた。命中はしたがなかなか効かず、いまもなお、クマが逃げている状況。敷地内にいることは確認しているので、緊急銃猟の体制を維持しながら、いまできることを尽くしている最中」