アメリカのヘグセス国防長官が同盟国などに対し、防衛費をGDP比の3.5%まで引き上げるよう求める発言をしたことについて、木原官房長官はきょう(1日)、“金額ありきではなく日本の主体的な判断に基づいて行う”と強調しました。

アメリカのヘグセス国防長官は先月30日、シンガポールで行われたアジア安全保障会議の演説で、“アメリカの安全保障へのただ乗りは許されない”と述べ、同盟国などに対して防衛費をGDP比の3.5%まで増額するよう求めました。

こうした中、木原官房長官は1日午前の記者会見で、“防衛力整備は、主体的に判断する”と強調しました。

木原稔 官房長官
「我が国の防衛力整備は、自らの国は自ら守るとそういう基本姿勢のもと、我が国自身の主体的判断に基づいて行うものでありまして、これは金額ありきではなく、大事なのは防衛力の中身でございます」

政府は2026年中の「国家安全保障戦略」をはじめとする安保3文書の改定に向け、検討を進めていますが、木原官房長官は、防衛力の整備は“金額ありきではなく中身だ”と強調し、「現時点で特定の水準を念頭に置いているものではない」としています。