震災、原発事故の被災地に世界初の工場です。次世代の産業を担う「ダイヤモンド半導体」を量産する工場が、福島第一原発が立地する福島県大熊町に完成しました。
大熊町に完成したのは、世界初となる「ダイヤモンド半導体」を量産する工場です。
水津邦治アナウンサー「工場ができるきっかけは、福島第一原発の事故でした」
合成ダイヤを使った「ダイヤモンド半導体」は、これまでの半導体と比べて、高温など過酷な環境でも高電圧・高出力が可能な「究極の半導体」として注目されています。また、ダイヤモンドは、放射線に強いことから福島第一原発の廃炉作業などでも活躍が見込まれます。
工場はまずはシステムの試運転や試作品の製造などを行い、早ければ再来年に本格稼働し量産することを計画していて、年間で最大数十万個の生産を見込んでいます。
大熊ダイヤモンドデバイス 星川尚久社長「廃炉に対しての有効なデバイスを作っていくことがビジネス・責任だと捉えている。その責任を担った上でマイナスをゼロにして終わるのではなくて、マイナスをゼロにするという廃炉を乗り越えていって技術蓄積を行った上でプラス100を作っていく」
雇用は地元をはじめ20人以上を計画していて、町では期待を寄せています。
大熊町 武田善幸副町長「まず雇用の創出。福島第一原子力発電所の廃炉に活用されて、大熊町と福島県の復興が大いに進展することを期待している」
「原発廃炉」への挑戦から始まった「ダイヤモンド半導体」の開発。宇宙産業や通信インフラなど次世代産業への貢献に期待が高まりそうです。














