再来年3月に閉館する松山市民会館の代替施設について、愛媛県松山市の検討会は28日、JR松山駅西側への整備が妥当と判断しました。しかし、市民からは、新しい施設ができるまでの「空白期間」を懸念する声が相次いでいます。
松山市民会館は老朽化のため再来年3月に閉館しますが、現在の場所は国の史跡に指定されているため、建て替えができません。
松山市はもともと、JR松山駅西側の車両基地跡に市民会館に代わる文化ホールを整備する予定でしたが、おととし、アリーナの整備に方針転換。
しかし、先月、愛媛オレンジバイキングスのオーナー、サイボウズが松山駅西側での整備を断念したため、もとの「文化ホール」計画に戻った形です。
二転三転する松山市の方針に市民から厳しい声が聞かれました。
(女性)
「長い。市民のことを思っていない市長は。テキパキとやらないと」
(女性)
「どんな街にするのか松山市をどんな風にしていくのかっていうビジョンがなければ見てても歯がゆい」
市民から懸念の声が相次いだのは「空白期間」です。
新しい施設は基本構想の作成からオープンまで7年半以上かかる見通しで、代わりのホールが無い状態が長く続くのです。
(女性)
「アーティストが来る施設がなくなってしまったら県外から愛媛に来る人も少なくなってしまう。そういう面でもよくない」
(男性)
「今、市民会館を利用している人が、違う施設に集中して会場探しが大変になると思う」
また、文化団体も音楽活動の場が失われることを危惧していると言います。
(音楽団体の代表)
「どうしても私たちとしてゆずれないのは音響の良さ」
松山市は検討会の意見を踏まえ、できるだけ早く場所を正式決定したいと話しています。
注目の記事
【画期的】異国の地で息子が過労自死…「元気だった息子を返して。二度と犠牲者を出さない決意を社会に示して」再発防止を希求した遺族の闘い 企業と共同で「海外派遣者健康管理マニュアル」を策定

“チャーハン症候群”にご注意! においや味で見分け困難…熱に強い食中毒菌 対策は?【Nスタ解説】

気がつくと指がボコボコに…1本の指に数十個の“水ぶくれ” 夏に増える「汗疱(かんぽう)」とは? 水虫との違いや予防策を医師が解説

「もや」と「霧」の違いとは?気象の世界では明確な定義が!

【独自】殺人犯に向き合う刑務官 新たな刑罰「拘禁刑」の最前線にカメラが潜入 「2人に1人が再犯」の現実を変えられるか(山形刑務所)

【これが詐欺の実態】「100パーセント損失の心配なし」「あなたに逮捕状」 特殊詐欺が拡大 熊本









