愛媛県の中村知事は松山市民会館の代替施設について、「議論も必要だが市長が決断しないと物事が進まない」と述べ、野志市長に決断を促しました。

中村知事は28日の会見で、来年度末で閉館する松山市民会館の代替施設について、元々はJR松山駅西口に計画されていたと指摘しました。

(中村知事)
「今からまた検討で長い時間かけるのはちょっとどうなのかな。議論に委ねる時間も必要だが、ここはまちづくりの責任者である市長の決断、賛否を受け止めて決断をしなければ物事は動かない」

その上で松山市が再び松山駅西口を候補地として示したことについて、「急きょ、練り上げたプランなのでどこまで煮詰まっているのかさっぱり分からない」と苦言を呈しました。

一方、先月予定されていた県立今治病院の建て替え工事の入札が中止となったことについて、中村知事は事業の見直しを含めて検討していると述べました。
(中村知事)
「1日でも早い整備に向けて関係者と協議を行って、例えば仕様の見直しや事業そのものの見直しも含めて、今再入札に向けて水面下で準備を進めているので、しっかりと取り組んでいく」

事業者は条件が整えば参加の意向を示しているということです。県は2030年の開院を目指していますが、今後のスケジュールについては「できるだけ早く」と述べるにとどめ、時期は明言しませんでした。