退職代行サービス「モームリ」をめぐる弁護士法違反事件で、法律事務の紹介を違法に受けた罪に問われている弁護士の男の初公判が行われ、男は起訴内容を認めました。検察側は男に懲役1年6か月を求刑しました。
東京・港区の「弁護士法人オーシャン」と代表弁護士の梶田潤被告(45)は、退職代行サービス「モームリ」の運営会社の元社長らから退職交渉に関わる法律事務の紹介を違法に受けた罪に問われています。
東京地裁できょう(28日)行われた初公判で梶田被告は起訴内容を認め、被告人質問では「谷本被告の会社を応援したいと思った」と動機を語りました。
検察側は「社会正義を担う弁護士の職責に反する犯罪行為の一翼を担った。弁護士に対する国民の信頼を損なわせるものであり、その刑事責任は重大」として、梶田被告に懲役1年6か月を、弁護士法人オーシャンには罰金150万円をそれぞれ求刑しました。
一方の弁護側は「金儲けを考えていたわけではない。被告は深く反省している」と主張しました。
梶田被告は裁判の最後に「刑事罰については寛大な処分は求めません。適正な刑罰を下して頂きたい」と話しました。
判決は6月5日に言い渡される予定です。
一連の事件をめぐっては、「モームリ」を運営する会社の元社長とその妻も退職交渉に関わる法律事務を梶田被告らに違法に紹介した弁護士法違反などの罪に問われています。
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