土佐くろしお鉄道は27日、取締役会を開き、2025年度は過去最大の7億3000万円あまりの赤字になったことを報告しました。

土佐くろしお鉄道によりますと、2025年度の収入は8億1169万円だったのに対し、支出は15億4228万円。収支をあわせた経常損益は7億3059万円で、過去最大の赤字となりました。連続テレビ小説「あんぱん」による観光利用の堅調な推移や、中村・宿毛線における通学定期の利用増加により、鉄道収入自体は前の年度に比べて増加しました。しかし、処遇改善による人件費の増加や、物価高騰にともなう車両などの修繕費の増加が響き、全体を大きく押し下げる結果となりました。

(土佐くろしお鉄道 山脇深 社長)
「経費については、かなり限界に来ているのかなと思っている。その地域の活性化に資するような、そういう運営を心がけていく必要があると思っている」

土佐くろしお鉄道は「赤字解消は難しい」とした上で、5年以内の運賃値上げをJR四国などと検討しているということです。