中国の王毅外相は、パナマのマルティネスアチャ外相に対し、パナマで活動する中国企業の権益を守るよう求めました。香港系企業がパナマ運河の港の運営権を取り消されたことが念頭にあります。
中国外務省によりますと、王毅外相とマルティネスアチャ外相の会談は26日、アメリカ・ニューヨークで行われました。
会談で王毅外相は、パナマで活動する中国企業は「長年にわたりパナマ経済に多大な貢献をしてきた」と強調したうえで、中国企業の正当な権利と利益を守るよう求めました。
また、パナマ運河から中国の影響力を排除したい考えを示してきたアメリカのトランプ政権を念頭に、「両国の関係は第三者の干渉を受けるべきではない」と主張しました。
これに対し、マルティネスアチャ外相は「パナマは中国と建設的な対話を通じて意見の食い違いを解消し、強固な信頼を築きたい」と応じたということです。
今年1月、パナマの最高裁がパナマ運河の港を香港系の企業が運営するのは違憲だとする判断を下したことに対し、中国政府は強く反発していて、中国としてはパナマ側を改めてけん制した形です。
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