大学入試について文部科学省はきょう(27日)、学力試験で合否が決まる「一般選抜」以外の「総合型選抜」と「学校推薦型選抜」では、面接を必須とすることなどを求める通知を国内全ての大学に出しました。
文科省によりますと、「総合型選抜」と「学校推薦型選抜」は「入学志願者の能力や意欲を多面的・総合的に評価する」という理念のもと行われている選抜方法で、2月1日から始まる一般選抜と異なり「時間をかけて丁寧に行う」ことが求められています。
ただ、一部の大学では「実態は一般選抜を前倒しで行っているだけ」などと形骸化を指摘する声も上がり、文科省が高校や大学関係者有識者らと協議し、面接を必須化したということです。
一方、入試方法を変更することで混乱が生じることを避けるため、文科省は通知で「遅くとも2029年度まで」の導入を求めています。
4年制大学は昨年度(2025年度)時点で、「総合型選抜」では92.6%、「学校推薦型選抜」では77.4%が面接を行っているということです。
また、今回の通知で文科省は、入試や入学手続きでの不正防止策の強化も求めています。
そして、他人になりすまして受験する「替え玉受験」や、不正機器を試験場に持ち込んで集団カンニングを行うなど、試験当日の対策だけでは対応しきれないと言います。
文科省担当者は「これまでは試験当日の不正に目を光らせてきたが、出願書類に加工された顔写真を使うなど手口が複雑化している。出願時、試験時、入学時などチェックできるタイミングごとに確認し、どこかで不正を発見できるように注意していく必要がある」と話しています。
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