千葉市の歯科医院で患者4人から総額およそ1800万円をだまし取った罪に問われている元院長の男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。

千葉市にあった歯科医院の元院長・高橋仁一被告(59)は、2020年から翌年の間に「インプラントメーカーに講演会の協力金を支払えば、その現金と治療費が全額返済される」などとうその説明をし、患者4人から総額およそ1800万円だまし取った罪に問われています。

きょう、千葉地裁で初公判が開かれ、高橋被告は起訴内容を認めたうえ、「返済する予定でありました」と述べました。

検察側は、冒頭陳述で「患者から振り込まれた金の大半を債務の返済などに充てていた」として、「歯科医院の売り上げから支払うことも次第にできなくなり、自転車操業に陥っていった」と指摘しました。

一方、弁護側は、高橋被告が「歯科医院を続けることで返済しようとしたが、破産してしまった」などと主張しました。