日本航空は広島から羽田空港に向かう便に乗務予定だった客室乗務員が前日に過度に酒を飲み、乗務できなくなったため、出発が40分ほど遅れたと明らかにしました。これを受け、日本航空は客室乗務員に滞在先での「禁酒」を指示しました。

日本航空によりますと、今月23日、広島発-羽田行きの便で乗務予定だった客室乗務員(50代)から出発前に行った検査でアルコールが検知され、交代の確保に時間がかかったため、出発がおよそ40分遅れました。

乗務員は、前日に同僚(30代)と規定に反した過度な飲酒をしていたということです。

その後、乗務当日になって、本来は出勤前にホテルで行わなければならない事前検査を空港に着いたあとに実施していて、アルコールが検知されないよう時間を稼ごうとしていた可能性があるということです。

空港に向かうためにホテルのロビーで複数の同僚と集まった際に、事前検査を実施していないことを指摘されていましたが、そのままバスに乗り、空港に向かったということです。

乗務員は入社34年目のベテランで、客室乗務員のリーダーだったため、同僚らは強く言うことができなかったとみられるということです。

一緒に酒を飲んでいた同僚については当日に体調不良を訴え、検査をする前に乗務から外れていました。

今回の事案を受け、日本航空はきょう、すべての客室乗務員に対し、期間を設けず滞在先での「禁酒」を指示しました。客室乗務員の「禁酒」は2024年の4月から半年ほど行われて以来だということです。

パイロットの滞在先での「禁酒」についても続けていくとしてます。

日本航空ではおととしから飲酒トラブルが相次いでいて、「度重なるアルコール事案で信頼を失う事態となり、大変重く受け止めている」としています。