脳死下で行う臓器移植手術について、厚生労働省は、多くの移植手術の実績がある病院を「移植実施推進施設」に指定して、重点的に支援する案を専門家会議に示し、了承されました。
脳死下で行われる心臓や肺などの臓器移植は、2022年度以降過去最高の数を更新していますが、手術に対応する人員の不足や病院内の体制が整っていないなどの理由で移植を辞退する病院が出ています。
一方、対応できる病院に移植手術が集中し、負担が大きくなっていることから、きょう、厚生労働省は、移植手術の実績など一定の要件を満たした病院を「移植実施推進施設」に指定する案を専門家の会議に示し、了承されました。
指定された施設には、必要な経費の補助を行うことなどが盛り込まれています。
指定の要件には、複数の種類にわたる臓器の移植手術を一定の数行っていることや、移植の経験が豊富な医師が配置されていることなどが挙げられています。
厚労省は今後、病院の公募を行い、1年間の支援を行う考えで、担当者は、「臓器を提供していただける方が増えた場合に、病院側の都合で対応できないということがないように、体制を整えていく」と話しています。
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