生命保険大手の昨年度の決算が出そろい、金利の上昇などを背景に好調な決算が相次ぎました。
26日までに発表された生命保険大手4社の本決算によりますと、本業のもうけを示す「基礎利益」は、▼日本生命が前の年度と比べて29%増加し、1兆3016億円。▼住友生命が2.8%増加し、4081億円でした。
▼明治安田生命は基礎利益に代わって、将来の保険金支払いに備える責任準備金の積み立て分を差し引いた「グループ業務利益」を開示していますが、昨年度は7602億円となり、前の年度から14%増加しました。
▼第一ライフグループの基礎利益は前の年度より2.4%減少となったものの、株主還元の原資となるグループ修正利益は26%増加し、5515億円でした。
金利の上昇や利息や配当金収入の増加などで、いずれも過去最高となっています。
一方、金利の急ピッチの上昇で各社とも国内債券の含み損は拡大していて、住友生命の高尾延治専務は足もとの金利上昇について、「スピードが速すぎる。ボラティリティ(変動の度合い)が高まっていて、単純に金利水準があがったからウェルカムとは言い切れない」と懸念を示しました。
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