イノシシなどによる鳥獣被害を減らそうと新潟県 胎内市で、ドローンを活用して野生動物を追い払う実証実験が行われました。
大きな音で犬の鳴き声を出すドローン。スピーカーを搭載した特別な仕様です。
胎内市で民間企業によるドローンを使った野生動物の追い払い実証が行われ、市の職員や農家らが参加しました。
犬の鳴き声のほか、爆竹音や人間の大声なども出すことができます。また、カメラも付いているので上空からの監視や狩猟にも活用できるということです。

【新潟大学 箕口秀夫 名誉教授】「方向を決めて音を出すことができると分かったので、上手に使うことによって追い払いが可能になる」

胎内市によりますと、野生鳥獣による農作物の被害額は年々増加し、2024年度は276万7000円に上りました。

これまで、わなや電気柵の設置という対策を講じていますが、さらに強化するため注目したのが「ドローン」です。
【胎内市 農林水産課 今井大樹 係長】「音が大きくて山から反響するものも聞こえてきたので、一定の効果があるのではないかと期待しています。特に農家さんは困っておられます。鳥獣対策に力を入れてほしいという思いはありますので、それなりの予算の確保をすべく要求をしています」

胎内市は今後も実証を重ね、ドローンの導入を検討していくということです。














