夏の猛暑によるコメの品質低下が懸念されるなか、宮城県大崎市にある県古川農業試験場で、高温に強いコメの品種を選定するための施設が完成しました。

県古川農業試験場に完成したのは、イネの「高温耐性検定施設」です。ここ数日は、付近でクマの目撃がないため、26日は予定通り関係者に施設がお披露目されました。

約3500万円をかけて整備された鉄骨のハウス内には、4アールの田んぼがあり、センサーで温度を感知しながら、天窓などが自動で開閉されます。

穂が出た後はボイラーで最低気温が28度以下にならないようにして、より高温耐性に優れたコメの品種が選定できます。

小林徳光 副知事:
「しっかりと早く、皆さまに高温に適したおいしいコメを届けられるという意味では、素晴しい施設ができた」

26日は、高温耐性の優良品種としての登録が期待されている東北247号の苗が植えられました。

試験場では、新しい検定施設で東北247号を含め1500種類のイネを試験栽培し、高温耐性の度合いを確認することにしています。