中学校の部活動を地域のクラブに移行する「地域展開」。山口県防府市は25日、生徒を送迎する無料のバスの運行を始めました。

運行が始まったのは、地域クラブに参加する生徒を無料で送迎するバスです。防府市は2023年度から中学校の部活動を地域のクラブチームなどに移行する「地域展開」を進め、今年3月末までに完了しました。これまで生徒の移動は公共交通機関と連携しバスや電車の運賃を全額補助していましたが、学校からバス停までの距離や便数が少ないことなどが課題となっていました。
無料の送迎バスには3つのコースがあり、地域クラブの活動場所となっている学校など12か所を回ります。今年度の事業費はおよそ3200万円を見込んでいます。安全面も配慮していて、生徒が車内に設置されたカメラにQRコードをかざすと、乗車時間が保護者のスマートフォンに通知される仕組みです。
保護者
「行政だったら確実にクラブに行きましたよというのが伝わるし、QRコードなので自分で乗っていったというのが、はっきりわかるのがいいかなと思います」
生徒
「あまり歩かなくてすむし、早い」
防府市教育委員会 学校教育課 藤井学 課長
「運動部にしても文化系の地域クラブにしても、放課後の時間を自分たちのやりたいことに、充実した時間を過ごしてほしい」
市は生徒へのアンケートなどを参考に、来年度以降の運行ルートやダイヤを調整したいとしています。














