国内最強の兄弟が誕生です。
レスリングの全日本選抜選手権でパリオリンピック代表・今治市出身の曽我部京太郎選手が、男子グレコ67キロ級で優勝、弟の曽我部凛太郎選手も72キロ級で初優勝を果たし、兄弟揃って世界選手権への切符を掴みました。

パリオリンピックでは初戦敗退に終わり、次のロサンゼルス大会でのリベンジを誓う男子グレコローマン67キロ級の曽我部京太郎。

おとといの全日本選抜、決勝の相手はこの階級最大のライバル遠藤功章。
6分間の決勝戦、開始2分、曽我部はグラウンド戦のチャンスから一気にローリングに成功。前半を3対0で折り返します。

後半、遠藤の反撃に対し耐える時間が続きますが、相手の攻撃を逆手に取りさらにポイントを追加。最後まで全く隙を見せなかった曽我部。充実の内容で、まずは全日本選抜を制しました。

そしてこの後、世界選手権とアジア大会の切符をかけ、去年、天皇杯優勝の遠藤と、今大会優勝の曽我部が「プレーオフ」で再戦。

前半、曽我部はまたもローリングに成功し3ポイントリードで折り返すと、後半も「徹底的に鍛えてきた」というグラウンド戦でも全く隙を見せません。

盤石な試合運びを貫いた曽我部。王者に相応しい内容で世界選手権とアジア大会の代表権をダブルで手にしました。

そしてもう1人、男子グレコローマン72キロ級の決勝には、弟、曽我部凛太郎が登場。
初の決勝にやや堅さも見られ、序盤は5ポイント先行されます。
しかしこれで目が覚めた曽我部はここから反撃開始。開始2分で1ポイント差につめよると、その後は激しい攻防の末、12対7とリードを奪い返します。

後半動きが重くなった所を反撃され12対12と並ばれましたが、結局、曽我部は判定勝ちで初優勝。兄弟揃って世界選手権の切符を手にしました。