福岡県八女市星野村で燃え続けている広島原爆の「残り火」が、アメリカ・ハワイの真珠湾で開かれた式典で灯されました。

式典は現地時間の24日、真珠湾の関連施設で開かれ、原爆投下を命じたトルーマン元大統領の孫など、日米の関係者およそ130人が出席しました。

会場では、終戦直後に広島から八女市星野村に持ち帰られ、80年間燃え続けてきた原爆の「残り火」が灯されました。

そして、太平洋戦争の始まりとなった地で「原爆の火」を消すことで悲しみや怒りを消したいという思いを込め、出席者が「残り火」を一緒に消しました。

トルーマン元大統領の孫 クリフトン・トルーマン・ダニエル氏
「被爆した方々が私たちに伝えたのは、復讐でも、非難でもありませんでした。二度と、同じことを繰り返さないでほしい」

今回の式典は、「原爆の子の像」のモデルとなった佐々木禎子さんの遺族が企画しました。

佐々木雅弘さん
「心の終戦の第一歩が始まったと思います」

また、出席者たちは、「心の終戦」を誓う文書に署名し、真珠湾を平和の発信地にすると確認しました。