“トップが関与している” ホワイトハッカーも驚いた異例の返事

ハッカー集団「Qilin」
「あなたの国の企業がサイバーセキュリティにどれだけの費用をかけているかはわからないが、アサヒのような大企業ならサイバーセキュリティに何百万ドルもつぎ込める。それでも結果はご覧の通り。今や、サイバー攻撃を完全に防ぐ手段は存在しない」
「セキュリティに大金を投じた大企業でも、攻撃は完全には防げない」と主張しました。

日本ハッカー協会 杉浦隆幸 代表理事
「攻撃した相手に対してどう思ってるかっていうのは、初めて。結構貴重。通常あるのは、脅迫のネゴシエーション(交渉)の文章ぐらい。これは(グループの)トップが関与していると思う」
杉浦さんによると、ハッカー集団は今や組織として活動。企業のように、財務担当や広報担当まで役割が分かれている組織もあるといいます。

さらに、彼らが攻撃後に企業に要求する「身代金」については、「交渉がまとまれば、システムを数分で復旧する」つまり、“カネを払えば元に戻す”と主張する「Qilin」。
ただ、この言葉を鵜呑みにはできません。
日本ハッカー協会 杉浦隆幸 代表理事
「『これで復旧できるよ』と言うだけで終わりで、復旧できる保証はしない」
ある団体の調査では、サイバー攻撃を受けた企業のうち、身代金を払ってもシステムやデータを復旧できない企業は6割に上っています。

ハッカー集団「Qilin」
「我々の設備と人材は世界トップクラス。常に技術の向上に取り組んでいる」
カネ目的で企業を狙うハッカー集団。メッセージの中で、彼らが誇示したのは“技術力”についてです。
――これはAIを使っている?
日本ハッカー協会 杉浦隆幸 代表理事
「当然AIは使っている。最高の形でやれるようにしている」














