「塗料・シンナー」はナフサショック…

この中間で何が起きているのかということですが、塗料・インクメーカーに原料が入ってこない。品薄なのが「トルエン」や「キシレン」と言われるもの。そうすると、製品も数は少なくなってしまいます。ここが少ないから、次の卸にも物は少なくなってしまい、品薄の影響が出ています。

さらに、卸・小売では原材料費がそもそも高くなっているので、価格が高騰。そうすると、今まで10個買えたものが、半分の5個しか買えないということになります。

品薄と価格高騰によって、政府の言う「目詰まりが起きている」と、そういう見方もできますが、政府はお膳立てはしたかもしれませんが、実体経済というのはもっと複雑で、実は思い通りにいかない部分もあるんだということが浮き彫りになっているような気もいたします。

【CBCテレビ論説室長 大石邦彦】