福島県の磐越道で高校生ら21人が死傷したバス事故。日本特有のガードレールの形状が被害を拡大させたという指摘があります。日本のガードレールは、何が危険なのでしょうか?
21人が死傷した磐越道のマイクロバス事故。バス正面から突き刺さったガードレールが車内を通って貫通してしまいました。

【記者リポート】「こういったガードレールの端の部分が被害を拡大させた要因ではないかと専門家は指摘します」

自動車の情報誌「ベストカー」のWEB記事にも寄稿したモータージャーナリストの近田茂さんは、こう話しています。

「ガードレールの始まりと終わりは支柱が立って、その側面にガードレールを貼り付けてるかたちですよね。その支柱に激突する恐れがあるということです」
「支柱に激突するとどうなるかというと、この間みたいに、バスを串刺し状態にしてしまうということですね」

海外のガードレールでは、端の部分はスロープのような形で地面から斜めに設置されているということです。

「串刺しの危険性を避けるという意味では、すごく有効だと思います」

こうしたガードレールに衝突すると…
「僕も実際何度か見たことがありますけども、ひっくり返ったり横向いたりして横転した状態で滑っていきますから、その状態で乗員は守られてる」
一方で、国内のガードレールは端の支柱にぶつかると、車両に刺さる危険性があるということです。

そのような箇所は新潟県内の高速道路でもあるのでしょうか?

探してみると、ガードレールの端がワイヤーと一体となっているものが多くありましたが…
【記者リポート】
「新津インターチェンジを過ぎたところにありました。端がそのままのガードレールです」

磐越道にはこのような形状のガードレールがいくつかありました。
近田さんによりますと海外タイプのガードレールはバイクが衝突した場合などは、かえって危険な面もあるそうですが、近田さんは見習う所はあるはずだと話します。

「悲惨な事故って、必ずそこにはやっぱ真摯に学び取らなきゃいけない要素が入っていますから、直せるものはやっぱ直していく」

(協力: ベストカーWeb / バスマガジン)














