刑務所の実態や出所した人の雇用状況を知ってもらおうと、福岡県宇美町の福岡刑務所で、人手不足に悩む企業を対象としたセミナーが開かれました。

19日に福岡刑務所で開かれたセミナーには、主に福岡県内で建設や福祉などに携わる会社の代表など、70人あまりが参加しました。

このセミナーは、刑期を終えて出所する人の就労支援につなげようと、法務省の「コレワーク九州」などが、人手不足に悩む事業者向けに企画したものです。

参加者らは、刑務所内の施設を見学したあと、就労支援の取り組みを聞いたり、刑務官と意見を交換したりしました。

建設会社の代表
「更生したいっていう意欲の人がいれば、私の会社も人材不足ですし、その辺の折り合いがマッチングするかなと思って」

法務省 コレワーク九州 島本拓弥 事務官
「出所者雇用をしていただくことで再犯防止に繋がるっていうことは、新たな被害者を出さないことにも繋がりますので、事業者さんと一緒に再犯防止をしていきたい」

法務省が2023年に公表した報告書によると、再犯者の7割は無職で、出所した人の就労支援が課題となっています。