日米両政府は、次世代型原発の開発や建設など原子力分野での協力関係を強化することで合意しました。

西村経済産業大臣
「次世代革新炉の開発および建設や既設炉の最大限の利用、強靱な原子力サプライチェーンの構築等について、(日米)両国の協力機会を開拓していく」

西村経済産業大臣は9日、訪問先のアメリカ・ワシントンでエネルギー省のグランホルム長官と会談し、東ヨーロッパやアジアへの輸出を念頭に「小型モジュール炉」など次世代型原発の開発や建設で、両国の協力関係を強化することで合意しました。

また、ロシアのウクライナ侵攻を背景にエネルギー安全保障を強化するため、日米双方がアメリカ国内のガス田や油田などに新たに投資していくことでも一致しています。