「長期介護保険制度」地域格差が生まれる懸念も
上海市にある、高齢者向けサービスセンターです。中国では“高齢者は自宅に住み続け、介護は子どもが担う”との考えが根強い一方で、一人っ子政策の影響で子どもが減り、介護の負担が増えつつあります。
そこで上海市は日中に高齢者が滞在できる施設を今年だけで200か所増やし、介護の負担を緩和したい考えです。

施設の担当者
「『高齢者のための15分サービス圏』を作り、高齢者が自宅のすぐ近くで、便利で、専門的で、質の高い介護サービスを受けられるようにします」
さらに中国政府は2028年末までに、要介護者の生活を支援する「長期介護保険制度」を全国で導入すると発表。
ただ、運用は地方政府に委ねられるため、地域格差が生まれる懸念が出ています。

内モンゴル自治区からの観光客(70代)
「(介護保険制度は)私たちの地域では20年経ってもできないでしょう」
中国にとって高齢化はビジネスチャンスを生み出す一方で、大きな課題にもなりそうです。














