16日まで開かれた、「リョーマゴルフ日高村オープン」。男子プロと女子プロ、アマチュアが一緒にラウンドする斬新な試合形式で、片山晋呉(かたやま・しんご)や成田美寿々(なりた・みすず)、原辰徳(はら・たつのり)さん、松坂大輔(まつざか・だいすけ)さんらタレント揃いとなりました。初代チャンピオンに輝いたのは、シニア3年連続賞金王の宮本勝昌(みやもとかつまさ)でした。

16日までの2日間、開催された男子ゴルフシニアツアー「リョーマゴルフ日高村オープン」。スポーツを通じた地域活性化を目指して日高村とリョーマゴルフが開催した、日本初の自治体主催のゴルフツアーです。

男子シニアと女子のプロが同じ組でまわる斬新な試合形式も注目され、多くのギャラリーが訪れました。

(佐川町から)
「さすがうまい、全然レベルが違いますね!」
「プロはやっぱり桁が違う!飛ぶがとか素人とは桁が違うわね」

まずは、ギャラリーも大絶賛の桁が違うプレーをまとめてご覧ください!

尾崎直道(おざき・なおみち)のバ-ディーパット。

長い距離を見事に沈めます。

圧巻だったのが、レギュラーツアー31勝で永久シード保持者の片山晋呉(かたやま・しんご)。

あと少しでホールインワンというスーパーショット!難なくバーディーを奪います。

つづいては片山と同い年、シニアツアー3年連続賞金王の宮本勝昌(みやもと・かつまさ)のセカンドショット。

見事にピンそばにつけました。

女子も負けてはいません。松田鈴英(まつだ・れい)の距離のあるパッティング。

こちらは埼玉県”日高市(ひだかし)”出身の江澤亜弥(えざわ・あや)。グリーンの外からの超ロングパットです。

本人も「ラッキーでした」と振り返るスーパープレーに、開催地・日高村も湧きました。

プロのプレーだけでも見ごたえ十分の今大会ですが、野球界のスターも参戦しました!

初日ノーバーディーだった原さんですが、2日目に魅せてくれました。2番のバーディーパット少し距離がありましたが・・・

これで今大会初バーディ!

グリーンフィールゴルフ倶楽部には、熱烈な原さんファンの姿も・・・

(大阪から)
「今なかなか原さんをお目にかかる機会が減ってしまっているので、一目でもお目にかかれればなと思って来ました」

(京都から)
「原さんに憧れて野球をして、2002年の原さんが初めて日本一になった時に息子が生まれたので『辰徳』という名前を名づけました。間近で見ることができて圧倒されました」

(原辰徳さん)
「やっぱりお客さんが見てくれるというのは一番素晴らしいことだし、選手たちはその力以上のものが出るという部分ではね、これだけ集まってくださったということはありがたいことですね。次(来年)にもつながるだろうし私も呼ばれた限りには必ず来ますので、よろしくお願いします」

元メジャーリーガー松坂大輔(まつざかだいすけ)さんも、第1回となる今大会を盛り上げてくれました。

(松坂大輔さん)
「非常にギャラリーも多かったですし、2日間ラウンドさせてもらって楽しかったです。いい勉強になりました。結構注目度も高かったんじゃないかなと思う。そこに少しでも自分も関われてうれしかったです」

地元選手の活躍も光りました。高知市出身の山本豊秀(やまもと・とよひで)は、今回がシニアツアーデビュー戦ながら、トータル2アンダー26位タイに入りました。

最終日は土曜日ということもあり、教え子も応援に駆けつけました。

(山本豊秀プロ)
「教えてる子たちが応援に来てくれたんで、いいところを見せたかったんですけどね。なかなかうまくいかなかったですね。(Q.子どもたちに感じてほしいことは?)頑張ればこうやって上にもいけるし、努力をしてもらえたらいいなという思い」

このほか県勢では、土佐カントリークラブ所属の前田紘成(まえだ・こうせい)が2オーバー47位タイ。

アマチュアの今井忠雄(いまい・ただお)さんが9オーバー69位タイでした。

また最終日は、ジュニアゴルファーも特別出場。久礼中学校の後藤(ごとう)まなか選手。

土佐塾中学校の小松あいり選手。

明徳義塾中学校の須藤弥勒(すとう・みろく)選手が、シニアプロや女子プロとともにラウンドしました。須藤選手は、特にシニアプロのリズムの良いプレーが参考になったと話します。

(明徳義塾中 須藤弥勒 選手)
「(シニアは)女子と比べて早いんですよね。女子は時間をかけて丁寧にやるんですけど、足手まといで走ってばっかりでした。学んだことを生かしてやっていけたらなと思う」

村を挙げての大イベント、地元の商工会も特産品をPRしました。クラブハウス前には名物のオムライスや「オムいなり」などが並び、にぎわいました。

(日高村商工会女性部 岩本やよい 部長)
「おかげさまでたくさんの方に日高村名物のオムライスとかをたくさん食べていただいて、すごくうれしいです。たくさん売れています。ゴルフ場は景色も良くて、風も気持ちよくて、お天気も良くて、のどかにたべてくださっているので、お天気とこの場所の雰囲気を楽しんでほしいと思います」

2日間の熱戦の末、初代チャンピオンに輝いたのは、宮本勝昌。最終日には、5番でイーグルを奪うなど5つスコアを伸ばしトータル11アンダーでした。

(宮本勝昌プロ)
「(初代チャンピオンということで)いつもの優勝よりも2割くらいうれしさが多いかも。この大会がモデルケースとなってPGAのシニアツアーというおもしろいトーナメントができることを全国に発信するきっかけになってくれたらうれしい。来年は高知県全体を巻き込んでもっと素晴らしい大会になることを祈っています」

女子の部は5アンダーで2人が並び、プレーオフの結果、村田歩香(むらたあゆか)が優勝し、大会は幕を閉じました。

(リョーマゴルフ 谷本俊雄 社長)
「本大会はプロスポーツの力で地域を元気にし、新たな地域活性化と交流をつなげたい思いでスタートした。今回は高知のみんなでつくる大会だったが、来年は四国全域に輪を広げてさらに魅力ある大会に成長させていきたい」

(日高村 松岡一宏 村長)
「高知県、仁淀川地域を知ってもらういいきっかけになったのでは。関係人口創出に向けて取り組んでいきたい」

大勢の人たちが支えた「リョーマゴルフ日高村オープン」。村の名前の通り、空高くから眩しい日差しが降り注ぐ中、2日間で1360人のギャラリーが訪れ、笑顔があふれる大会となりました。