5月15日、宮城県内で最大震度5弱の地震があり、県北部では「長周期地震動階級3」が観測されました。
専門家は長周期地震動について「震源が遠くても観測される恐れがある」として注意を呼びかけています。

5月15日午後8時22分頃、宮城県沖を震源とする地震が発生し、県内で最大震度5弱を観測しました。

震源の深さは46㎞、地震の規模を示すマグニチュードは6.4と推定され、この地震によるけが人はいませんでした。

県内の被害としては、16日午前9時頃、塩釜市海岸通にある工業用水の水道管から漏水しているのが見つかりました。

今回の地震によるものとみられ、弁を閉じたところ漏水は収まったということです。

東北大学災害科学国際研究所 遠田晋次教授:
「沈み込む太平洋プレートと大陸プレートの境界で起きた地震と考えられる」

地震のメカニズムに詳しい東北大学災害科学国際研究所の遠田晋次教授です。

今回の地震は県北部で「長周期地震動階級3」が観測されたことが特徴的だったと話します。

東北大学災害科学国際研究所 遠田晋次教授:
「高い建物は、数秒ほどゆっくりと揺れる波(地震の揺れ)と共振して揺れが強くなる。そういう建物が地域にあった場合、立っているのが困難になるような揺れ」

この長周期地震動は、震源が離れた地震であっても観測される恐れがあると言います。

東北大学災害科学国際研究所 遠田晋次教授:
「南海トラフ地震・関東直下型地震など宮城県に関係がないような地震でも、もしかしたら宮城県で長周期地震動3や4になる可能性も」

遠田教授は、長周期地震動が観測された場合特に高い建物では家具の落下や転倒の恐れがあり、十分に注意してほしいと呼びかけています。














