民法改正により今年度から18歳からが「成人」となりました。18歳の新成人は、この人生の節目をどのように受け止めているのでしょうか。富山県内で聞きました。
先週末、学習塾の富山育英センターでは新成人となった高校3年生が真剣なまなざしで受験勉強に臨んでいました。

1月14日15日に実施される大学入学共通テストを目前にし、ラストスパートです。

女子生徒:
「18歳になった後にちょうど参議院選挙があって選挙に行ったんですけどそのときは、『あ、自分も成人の仲間入りしたんだな』と思ったんですけど、実際この1月とかになると受験で忙しくて、あまり実感がないなと思っています」


女子生徒:
「クラスの議題になったりしていて、どう思うかとか。そういう意味では、あー成人したんだなと思うけど、日々の日常で感じるかと言われたら、そうでもないです」


男子生徒:
「二十歳の人たちみたいにお酒を飲んだりとか制限はまだ解除されていないので、薄い実感かなと思ってます」


大学受験という大勝負を前にしていることもあり、新成人の実感はあまりないようですが、それでも近づく「二十歳」については大人の仲間入りととらえ、期待を抱いているようです。
男子生徒:
「二十歳になったらまた成人としてもっと楽しめると思うのでそれを楽しみにしたい」

女子生徒:
「やっぱり二十歳のときに着物を着てみんなで集まったりしたいなと思ってます、今はまだ早いかなと」

女子生徒:
「お酒とか飲んでみたいなって思いますし、もうちょっと行動の幅も広がったら楽しいのかなと思います」