13日、福島県内各地で降った「ひょう」。その影響が…。
末永万智アナウンサー「こちらのモモ畑、ついている実をよく見てみると、ひょうの被害を受けて表面にキズがついてしまっています」
まだ小さな桃の実に穴が開いていました。ひょうによって、福島のくだものを代表する「モモ」に深刻な被害が出ています。
桑折町伊達崎(だんざき)地区で150アールのモモ畑を持つ農家の後藤益男さんは、ほぼ全ての実にキズがついてしまったことで、早生の品種から主力の「あかつき」まで、今年の出荷量がかなり減ることを見込んでいます。
後藤益男さん「最初見たときは全滅かと思いましたね。ただ、今見たらいくらかは残るんじゃないかという希望は持っているんですけど、分からないですね。これから結果見ないと」
13日の午後、20分ほどにわたり、強いひょうが降り続いたという後藤さんの畑。地面にひょうが積もって山ができるほどになっています。50年以上農家をしている後藤さんも、ここまで深刻な被害は初めてで、来年以降にも影響が続く不安があるといいます。
後藤益男さん「葉っぱも枝も傷んでますから、今年乗り切っても来年どうなるか心配」
JAふくしま未来によりますと、これまでに農産物の被害が確認されたのは県北地方の福島市、伊達市、桑折町、国見町の合わせて140ヘクタールあまり。最も被害が大きいのがモモで、カキやリンゴなども被害を受けています。
こうした被害を受けて、JAふくしま未来は13日に「降ひょう対策本部」を設置。各支店からの被害状況の聞き取りや現地視察などを行い、今後は農家に対しての技術指導を進めていくということです。
いまはちょうど摘果の時期を迎え、これから実が育っていく、モモにとって最も大切な時期。深刻なひょう被害を受けて、後藤さんは国や自治体にも農家を支援をしてほしいと話しました。
後藤益男さん「この辺はモモ主体の人(農家)が多いんですよね。ですから今年一年モモ収入がなくなっちゃいますから、それで生活が成り立つようになんとか支援いただければと思うんですよ」
後藤さんによりますと、モモのほかにブドウも深刻な被害を受けていて、今年の出荷がゼロになってしまう可能性もあるということです。JAふくしま未来は被害の全容把握を進めることにしています。














