三島由紀夫賞に、豊永浩平さんの作品が選ばれました。県出身作家の受賞は史上初の快挙です。

三島由紀夫賞に輝いたのは、那覇市出身の豊永浩平さん23歳の作品「はくしむるち」です。

沖縄戦に動員された少年兵と現代の沖縄に生きる若者たちの人生を交差させた物語で、繰り返される「暴力」に抗う姿が描かれています。

受賞作は豊永さんの2作目の小説で、選考委員からは「沖縄という文学史上でも重要な土地の歴史を一度『はくし』に戻し、グラフィティとして大胆に描きなおした野心を買いたい」と評価されました。

作家・豊永浩平さん:
「沖縄が舞台でもあり、沖縄の皆さんの声援も僕の執筆の力となって書けた長編ということになります。これからも沖縄の皆さんの声が力になります。ぜひとも応援してくだされば。ありがとうございました」

県出身作家の受賞は1988年の創設以来初の快挙。授賞式は6月26日に東京都内で行われます。