アメリカのトランプ大統領と中国の習近平国家主席が、北京で首脳会談を行いました。

Q.今回の会談の裏にある両国の思惑をどうみればいいのでしょうか?

両首脳から当面は米中関係を安定させよう、緊張緩和をしよう、という意向が示された会談だったとみています。

トランプ大統領は、イランとの戦闘の影響で国内のガソリン価格が上昇し、11月に重要な中間選挙を控える中、支持率が低下する状況になっています。

一方、習近平国家主席も来年(2027年)に党大会という5年に一度の政治イベントを控えています。

両首脳とも米中対立を激化させる余裕がないというのが実情で、結果として当面は関係を安定させましょう、という思いが一致したと言えます。

ただ、中国側は習主席が台湾の問題の取り扱いを間違えると、「衝突や対立に至る」と発言したと発表していて、今後も台湾問題は大きな焦点になり続けるということも確認されました。