「人を殺して何になる」 戦を拒む思い
座間味島では当時、米軍の上陸を知って追い詰められた住民たちの「集団自決」が起き、234人が犠牲となりました。
しかしこのガマでは集団自決は起きず、多くの住民は米軍の捕虜になりました。

「この壕があったおかげで命が助かった。ありがとうございます」
自分と同じような経験を子どもたちにしてほしくない。そう願って、81年前に息を潜めたガマで、今年も手を合わせた敏子さん。
「(当時は)兵隊が倒れているのを見てもかわいそうだとは思わなかった。明日は自分もそうなるかもと思っているから怖くもないし、かわいそうだねとも思わなかった。本当に人間は鬼になる、戦争したら。人間の心がまるっきり変わる。人が人を殺してなんのためになるのか」
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敏子さんは、島の観光協会の職員らにも自身の経験を次世代に語り継いでいきたいと話しています。(2026年5月14日 RBC NEWS Link『#あなたの623』より)














