9日の成人の日を前に8日は山梨県内の多くの市町村で20歳の門出を祝う式典が行われました。
県内で最も多いおよそ2000人が20歳を迎えた甲府市の式典会場では、艶やかな振袖やスーツを身にまとった人たちが友人との再会を懐かしんでいました。
民法の改正で去年4月から成人年齢が18歳に引き下げられたため今年から多くの市町村で式典の名称を「成人式」から「二十歳のつどい」などに変更しています。
また、3年ぶりに新型コロナによる行動制限がない中での式典となり、甲府市では去年は出席者を2部に分けていましたが、今年は一堂に集まるかたちに戻しました。
二十歳を迎えた男性:大人仲間入りできたんだなっていう気持ちが強いです。
二十歳を迎えた女性:両親に20年間育ててくれてありがとうと伝えたいです。
一方、甲州市の式典会場には今月22日に投票と開票が行われる県知事選挙の期日前投票所が設置されました。
投票を済ませた女性:式典が終わり、自分の1票の重みをかみしめた後の投票だった。ちゃんと考えて投票することができたと思います。
なお、今年度、山梨県内で20歳を迎えた人は過去最少の8788人で、初めて9000人を割り込みました。