4月の実況:平常だがエルニーニョ現象の兆候

2026年4月の時点では、エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない「平常の状態」と見られます。

しかし、太平洋赤道域の海面水温は日付変更線付近と東部を中心にほぼ全域で平年より高く、海洋表層の水温も同様に高い状態でした。

4月のエルニーニョ監視海域の海面水温は、基準値より0.7℃高い値となっています。

また、3月まで強い状態が続いていた中部太平洋赤道域の大気下層の東風(貿易風)は平年並に弱まりました。

これらの大気と海洋の状態は、平常の状態でありながらも、エルニーニョ現象発生時の特徴に近づきつつあることを示しています。