時間割を決めるのも、担任を選ぶのも子どもたち。

いま台湾で広がっているのは、子どもたち自らの「選択」を重視した“自由すぎる”学校。その教育現場を取材しました。

オルタナティブ教育の“草分け的”存在 学校誕生の背景にオードリー・タン氏 

高柳光希キャスター:
既存の学習カリキュラムにとらわれない「オルタナティブ教育」。台湾では2010年代以降に増え始めました。

今回取材した「種の親子小学校」は1994年に設立され、オルタナティブ教育の“草分け的”な存在だといわれています。

その誕生には、2016年に台湾史上最年少の35歳でデジタル大臣に就任した、オードリー・タン氏(45)が深く関わっているということです。

新型コロナ対策では、市民に配る「マスクの在庫管理をするアプリ」を開発し、 「世界一のコロナ対策」として日本でも話題になりました。

その一方で、小学生の頃から決められたカリキュラムでの教育などになじめず、自宅で学習をしていたという背景を持っています。

オードリー・タン氏の母親が、そうした子育ての経験の中から、子どもの「才能」や「創造力」を伸ばす教育を実践する学校を作ろうと、複数の保護者たちと設立に関わったということです。