そのムシとは一体?
穀物害虫の「コクヌストモドキ」に対してカフェインを含む砂糖水のエサをどのように自ずと食べさせるかという課題がある反面、「砂糖水」を自ずと好んで食す昆虫(甲虫)がいると挙げます。それは「アリ類」です。
宮竹教授は「アリは砂糖を好む傾向があることからも、今後カフェインを含むエサで検証したい」と話します。今後、アリ類に対してカフェイン含むエサの開発に成功すれば、外来種の「アルゼンチンアリ」「ヒアリ」の対策につながる可能性があると言います。

宮竹教授ら研究グループは今回の研究結果のまとめとして、
「カフェインは自然由来の物質で、過剰に摂取しなければ化学農薬よりも人体に与える影響は少ないと考えられる」とした上で、
「高濃度のカフェインは昆虫に対して殺虫効果があり、今回の研究では甲虫の仲間の害虫に対しても発育を遅らせるなど害虫の質の低下も引き起こす」
「今後我が国に侵入した外来種のアリ類(アルゼンチンアリやヒアリ)などにもカフェインを砂糖と混ぜてエサにするなど他の分類群の害虫駆除に役立つ可能性がある」としています。














