イヤホンを使うとき、あなたは音量をどのくらいに設定していますか?

いま、世界で10億人以上の若者に難聴のリスクがあるそうです。その中でも「イヤホンによる難聴」について調べました。

長時間×大音量 “イヤホン難聴”リスク

山形純菜キャスター:
オンラインでの会議や授業でイヤホンを使う機会が多くなりました。ただ、使い方によっては難聴のリスクがあるそうです。

帝京大学医学部 耳鼻咽喉科の伊藤健主任教授によると「長時間・大音量で聴くと、気がつかないうちに“イヤホン難聴”になる危険性がある」と言います。

長時間・大音量というのは目安が難しいかもしれませんが、WHO(世界保健機関)によると、1週間あたりの許容時間は▼80デシベルで40時間 ▼90デシベルで4時間としています。

身の回りの音で例えると、80デシベルは「ドアベル」、90デシベルは「大声での会話」になります。

【騒音(dB)の目安/ 音の例 / 許容時間(1週間あたり)】
・140dB /飛行機の離陸音 / 0秒
・130dB / コンクリートの破砕音 / 1秒未満
・120dB / サイレンのそば /12秒
・110dB / 耳元で叫ぶ / 2分30秒
・105dB / 車のクラクション(5m先) /8分
・100dB / ドライヤー / 20分
・95dB / オートバイ / 1時間15分
・90dB / 大声での会話 / 4時間
・85dB / 交通渋滞(車内) / 12時間30分
・80dB / ドアベル / 40時間
・60dB / 通常の会話 / 無制限
・40dB / 図書館 / 無制限
・30dB / ささやき声 / 無制限
・10dB / 正常な呼吸 / 無制限

iPhoneのアプリ「ヘルスケア」では、ヘッドフォンの毎日の音量や、週・月ごとの推移をチェックすることができます。番組スタッフの場合、1日の平均は「80dB」。これを1週間で40時間以内におさめれば許容範囲になることが確認できます。