今年3月末時点でのコメの「在庫量」は過去最多

(大石)
続いて3月末時点の、コメの「民間在庫量」と「在庫率」の推移を見てみます。過去10年間で見てみると、2020年ぐらいからの3年間はコメが余っていたんです。コロナ禍で緊急事態宣言などが出されて、お店が閉まっていましたね。なのでコメが余っていたのですが、外食産業が大打撃を受けたこの時期以上に、今年の3月末時点では在庫量が多くなっています(277万玄米トン)。

全体の在庫量を需要で割った「民間在庫率」は、“令和の米騒動”が起きた2024年は30%、備蓄米の放出までした去年は25%とかなり低かったのですが、今年は約40%と過去最高の水準で推移していて、数字からも“コメ余り”が鮮明です。

在庫が多い理由は…
・備蓄米の放出
・外国産米の増加
・高値による購入意欲の低下
などが挙げられます。