■富士宮市長「救助隊員の二次遭難のリスクが看過できない水準」

須藤市長は要望書で、静岡県に対し2025年6月に閉山期間中の安全確保に関する要望を提出して対策の強化を求めてきたことに触れたうえで、「その後も外国人登山者等の軽装及び無謀な入山が後を絶たず、死亡事故が発生するなど危険な状況が継続している」と、事態の深刻さが増している現状を伝えました。

冬季の富士山における遭難者の救助活動については、「困難を極め救助隊員の二次遭難のリスクが看過できない水準に達している」としたうえで、「救助隊員は市長にとって大切な職員の一員であり、救助隊員を失うようなことがあれば救助活動は何のためにあるのかと誠に無念な心持ちになる」と、救助にあたる隊員のリスクに言及しています。

市民の安全な暮らしを守り、世界遺産富士山の秩序を維持するために実効性のある施策を講じるようにと、須藤市長の切なる願いが知事に伝えられました。