医療現場でも…包装材や容器の不足は深刻

包装材や容器の不足は、医療分野でも深刻です。

とよひら公園内科クリニック 藤本晶子院長
「注射器もPTPシートもプラスチック製。アンプル(容器)も多くなった」

医薬品を包装するシートやアンプル、使い切りの医療器具のパッケージ、医療用の手袋などは、ほとんどが「ナフサ」から加工されるプラスチック製です。

製薬会社が、医薬品を出荷できず、供給不足や処方の遅れが懸念されると、現場の医師は指摘します。

とよひら公園内科クリニック 藤本晶子院長
「メーカー側で出荷制限が始まっている。品薄になると医療は根本的に困る」

製薬会社9社でつくる北海道製薬協会は、現段階では、医薬品の供給に、大きな影響はないと説明しますが、中東情勢の不安が長引くことで、製造コストが高騰することを懸念しています。

北海道製薬協会 廻谷隆行会長
「製造コストは非常に上がっている状態。薬価が設定されていますので、薬価以上に製造コストがかかってしまう場合は、供給不足や撤退という形になってしまう」