■遊びの中に「学びの種」を見つける

「ミエール」にはいくつかの拠点があり、この日は、松山市中心部の萱町から海沿いの堀江町へと移動しました。

弁当を食べ終わると、髙橋さんは壁に貼られた松山市の島々の地図をテーブルに広げ、自然な流れで社会科の話を始めました。

(髙橋さん)
「ここに点線あるじゃん?これは何かというと、船の通り道。ここを通るって昔から決まっていたんだって。明治時代になって外国の船が通るようになったの。その時に“ここを通ってね”という合図をするために、釣島というところに灯台をつくったの」


続いては、子どもたちが自分で立てた計画に取り組みます。

一見、遊んでいるようですが、これらも学習指導要領に沿った学びだといいます。

(髙橋さん)
「この中に学びの種がいっぱい詰まっていて、それを大人で見つけて教科学習に落とし込む」


そして、それを見守ることが寄り添うことにつながると、髙橋さんは考えています。

(髙橋さん)
「担任は“伴走する”と決めている。教えるのではなく、この活動のどこに学びの種、学習指導要領の目標にどうすれば達成するかを見て、“次はどう行こうか”と展開していく」

子どもたちの主体性を第一に、伴走しながら探究心を引き出したい…。

(髙橋さん)
「苦しんだり辛い思いをしたりしている子どもがたくさんいると思っていて、そういう子どもが少しでも“行ってみたい“、”この学校だったらいいな”と思ってもらえるスクールに」

小学校の教壇から、地域おこし協力隊、そして新たな学校づくりへ。
髙橋さんは挑戦を続けています。