1日の感染者が初めて2000人を超えたことを受け県の感染症対策センターが緊急の会見を行い感染拡大防止を呼びかけました。


山梨県感染症対策センター 藤井充総長:
年末年始に行動的な年代で感染者が増加したことにかなり影響したと想像する。


県CDC=感染症対策センターは若い世代を中心とした年末年始による人の流れが影響したと分析しました。

6日の感染者の年代別の内訳です。


20代から40代がいずれも300人を超えていて、年末年始の休み明けに医療機関を受診する人の増加も関係があるとセンターは指摘しました。


特に週末の3連休は県内の多くの市町村で成人式が行われることから、式典の前後の飲食やカラオケなどについては少人数、短時間で感染対策がされている店舗の利用を求めました。

同時流行が目前に迫っている
またインフルエンザの1週間の感染者が前の週のおよそ1.6倍に増加してとしています。


感染者は上昇傾向が続くと想定し対策をしていく必要があり、対策センターは県民に対し、不織布マスクの着用や室内の換気といった感染防止対策を改めて徹底してほしいと呼びかけました。


また発熱などの症状が出た場合は119番の前にかかりつけ医への相談や県の受診・相談センターを利用し、救急医療の負担軽減への協力も求めました。