日本で感染拡大する可能性は?

寺嶋毅教授:
まず、今回のような症例のウイルスを持つネズミは日本国内には生息していないので、国内でネズミから感染することはないと思います。
ヒト・ヒト感染もないことはないんですが、主に南米タイプのアンデスウイルスという、ハンタウイルスの中でも一部のウイルスに限られていますし、夫婦や家族などの極めて近い人たちへの感染が主です。
また、ひとたびハンタウイルスが分かって、きちんと隔離すればそこからは広がることは少ないです。
そういうことを合わせると、現時点で日本で広がる可能性は低いと考えられます。

恵俊彰:
ワクチンや特効薬はあるんでしょうか?

寺嶋教授:
今のところ有効と言われているようなワクチンや特効薬はなく、開発が色々試みられている状況です。

コメンテーター 杉浦太陽:
致死率が40%と高いのが心配ですね。潜伏期間が5週間と長いので、船の中にいらっしゃる方々はこの5週間を超えるまで出ることができないのかどうか…。体に加え、精神的な問題も出てきてしまうと思うので、特効薬がないのは大変ですよね。

(ひるおび 2026年5月6日放送より)
==========
<プロフィール>
寺嶋毅氏教授
国際医療福祉大学 市川総合病院呼吸器内科部長として感染症予防対策を指揮する責任者
日本感染症学会専門医