大西洋を航行していたクルーズ船で、呼吸器疾患や腎機能障害などを起こすハンタウイルスの集団感染の疑いがあり、これまでに3人が死亡しました。
ハンタウイルスとはどのようなものなのでしょうか?専門家に聞きます。
「ハンタウイルス」集団感染か

ハンタウイルスの集団感染の疑いがあるのが、大西洋を航行していたクルーズ船「MVホンディウス号」です。
乗客88人、乗員61人の合計149人で、乗客には日本人1名が含まれています。
南極大陸や島々を巡るツアーで、4月1日に南米のアルゼンチンを出航し、5月3日にカーボベルデ沖に到達しています。

これまでに、オランダ国籍の夫婦とドイツ国籍の乗客、あわせて3人が死亡しています。
4月11日にオランダ人の男性が死亡し、その後下船していた妻が27日に死亡。ハンタウイルスが検出されました。
同じタイミングで重篤な症状があらわれたイギリス人からもハンタウイルスが検出され、南アフリカで集中治療を受けています。
5月2日にはドイツ人が死亡し、その後イギリス人、オランダ人など3人が呼吸器疾患の症状などを訴えています。
現在、合計7人にハンタウイルス感染の疑いがあるとされています。
現時点で、乗客の日本人には感染が疑われる症状はないということです。














