2023年、脳梗塞に倒れ重度の「失語症」を発症した琉球放送の狩俣倫太郎アナウンサー。生命線ともいえる言葉を失ったアナウンサーが再びマイクの前に立つまでの「葛藤」と「挑戦」の日々を追いました。

入社して30年、ニュースからバラエティ番組まで数多くの番組に出演し人気を得てきました。しかし2023年9月。その声は突如として途絶え、彼は表舞台から姿を消しました。友人と食事を終えて帰宅した深夜、シャワーを浴びた直後身体に異変を感じその場に倒れ、すぐに救急搬送されました。
▼友利壮志 医師(那覇市立病院・脳神経外科)
「搬送された当時は右半身が強い麻痺を認めていたのと、言語障害『失語症』という言葉が出ない状態で運ばれてきた。目は開いているけど指示が入らない。こちらが言っていることを理解できない。左側しか動かない。そういった状態で救急搬送されてきました」

那覇市立病院脳神経外科の友利壮志医師。狩俣の手術を担当した医師の一人です。
▼友利壮志 医師(那覇市立病院・脳神経外科)
「本人の右側の脳に関しては血流が通っているけれども、反対側はこのあたりから血管が途絶している。なくなっている。ここには脳の血流がいっていないということで、ここにあるはずだった血管の血流が途絶えていることがわかる。左の脳の半分以上の血流が止まっているような形。重症度でいくと一番大きい、一番重症なタイプの脳梗塞」

重度の脳梗塞。突然の病は狩俣の武器だった”言葉”を奪っていきました。














