“ゼロコロナ政策”を急激に緩和した中国。あさって8日からは入国者に対する水際対策も撤廃しますが、経済効果の面からも注目される中国からの観光客は果たして戻ってくるのでしょうか。
けさの北京の国際空港。スーツケースを持ったビジネスマンや家族連れが多く見られました。
記者
「こちら香港行きの出発カウンターでも手続きをする人が増えてきました」
香港を経由して海外に出るという人も…。
空港利用客
「アメリカに行きます。帰国後の隔離がなくなって便利になった」
「ニューヨークとの直行便が今後、復活するのを期待しています」
21日から27日まで「春節」の大型連休を迎える中国。入国者の隔離措置が撤廃されたことの影響もあり、国内大手旅行会社によると、海外旅行の予約件数は去年と比べ6.4倍になったということです。
北京京和資材商貿会社 馬松亭社長
「群馬のだるまです」
こちらは対日貿易に関わる会社社長。医療機器から化粧品、食品や「だるま」まで幅広い商品を扱いますが、今回の緩和措置を歓迎しています。
北京京和資材商貿会社 馬松亭社長
「(客からは)早くみんな日本の工場とか会社に行って商談して、貿易の契約などして欲しいというのが多い」
今後の見通しについて聞いてみると…。
北京京和資材商貿会社 馬松亭社長
「(水際対策の撤廃後)2、3か月、半年くらいまでには元のように戻れると思います。やはり私たちの仕事は交流がないとお互いに理解できないことですから、どんどん民間交流を盛んにして仕事を増やす、これが私たちが頑張りたいことです」
一方、旅行業界はどうなるのか。
北京環球美景国際旅行社 韓江日本部部長
「かなり問い合わせが増えています。特に日本はみんなが行きたかった。桜の時期とか買い物、よく聞かれるのは京都と北海道が多い」
日本旅行への問い合わせは増えているといいますが、25年以上旅行業に携わる韓部長は「団体旅行」の再開は5月以降ではないかとみています。その理由は…。
北京環球美景国際旅行社 韓江日本部部長
「海外に行くにはまずパスポート、その後はビザもいるんですよ」
▼中国政府がパスポートの更新を許可しなかったため、パスポートの期限が切れている人が多いこと、▼さらに日本などへの団体旅行の企画の許可がまだ下りていないことなどから、すぐに大勢の中国人観光客が日本を訪れるのは難しいのではと指摘します。
北京環球美景国際旅行社 韓江日本部部長
「ゆっくり少しずつ(観光客を)開放すると思います。5月以降はみんな海外に行こうかなという感じです」
海外への門戸を一気に開く中国ですが、観光客の完全回復にはまだ時間がかかりそうです。
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