■離れても繋がる「新しいコミュニティ」

平賀さんは、居酒屋兼自宅から15キロ離れた中古の住宅に引っ越しました。この日は、平賀さんの転居祝い。居酒屋の常連客や生活の再建を手伝ってくれた人たちを招き、手料理でもてなしました。

<平賀正廣さん>
「これ、ニンニクの芽なんだけど、(被災した自宅の)細江にあったやつだよ。隣の畑で作ってたニンニク」

<被災前の近隣住民 清水洋伸さん>
「ニンニクの話じゃないけど、草花って物を言えないじゃん。だけど、草花って頑張って咲くよね」

<平賀正廣さん>
「俺も物が言えねえだよ。頑張って耐えてただよ」

「コミュニティーの分断」は目に見えず、被災者も口にしづらい問題です。だからこそ、行政や周囲の人の支援が欠かせません。