■過去の震災が教える「孤独死」の教訓
震災後の「コミュニティーの分断」は、過去の災害でも大きな問題に繋がってきました。
<被災者ケアに詳しい 静岡大学 望月未希講師>
「阪神淡路大震災で、避難生活やその後の災害公営住宅に移られた際に、社会的孤立の状態に陥ってしまう被災者がいた。最悪のケースになると、孤独死という形で発見されてしまう方もいた事が社会問題になった」
住む家を失った被災者などが誰にも看取られずに亡くなる「孤独死」。
阪神淡路大震災と東日本大震災では、200件から300件近い孤独死が確認されたという報告もあります。
東日本大震災以降、アパートなどを借り上げる「みなし仮設」など避難の選択肢が増えたことは歓迎される一方、孤独死のリスクはより高まっているといいます。
<静岡大学 望月講師>
「そこに住民票があるとか、そこの自治会に入っているとか、その自治組織が地域コミュニティーと呼ばれていたが、これからは転出した被災者が『ここがふるさとだよ』と呼べる、新しいコミュニティ像をみんなで共有していく必要があると考えている」














